2期生(1970年卒)小松和彦氏が2016年度文化功労賞に決まりました。
総合文化課程(文化人類学コース)の初代教授石田英一郎先生の授業を受講し感銘を受け、日本文化課程から3年次に課程変更した。小松和彦氏は3年次の夏、当時川田順造助教授(文化功労賞受賞者)の計画した埼玉県両神村(現在小鹿野町)の調査に参加し、都市にはない山村の世界で、闇の世界、憑き物・妖怪などの世界を体験し深い刺激を受けた。この体験がのちの研究対象になったと思われる。
卒業後、都立大学大学院修士修了。信州大学助教授。大阪大学教授。国際日本文化センター教授。現在、国際日本文化センター所長。
写真の中央が小松氏、右側は同期の中牧弘允氏(国立民族学博物館名誉教授・現吹田市立博物館長)
<写真は1968年夏 滝前調査時のもの>